カッコウ

窓の外からカッコウ(郭公)の鳴声が聞こえる。
かつて、日本野鳥の会のサイトに登録していた頃は、毎年、「初鳴」の情報提供の依頼がその時期になると来ていた。
この地域では、いつも、ほぼ、ゴールデンウィーク明け後の、5月8日~10日だった。
その後、お盆の8月中旬頃まで、「カッコウ、カッコウ...」の声が続くことになる。
朝は早朝でなく、ほぼ6時頃から鳴くようだ。

ものの本には、東南アジアから繁殖のため渡って来て、オスが求愛または縄張り宣言のため鳴くのだと書かれている。
モズなどの巣に卵を生む「託卵」の習性が有名だが、どのようにして、ここ那須野が原までのルートを引継いでいるのだろうか。海の鮭のように、生まれた場所に戻る帰巣本能があるのだろうか。

肥後守

極めてノスタルジックな内容である。「肥後守」と聞いて、刃物を思い浮かべるのは恐らく60才以上の方だと思う。
かつて、50年前以上前の坊主頭の小学生の頃、「ナイフ」と呼んだ折り畳みナイフを得意げに使っていた。何の目的でもなく、ただポケットに入れていることが誇らしい。使うことといえば、近くの雑木林に行って、手の届く高さの枝をその刃物で切り、その後は、枝の皮をそぐような単純なことをしていた覚えがある。近年、昔は刃物を使って「竹とんぼ」を作っていましたよ。というシニアの昔話を聞くことがあるが、そんな高いレベルの話ではなかった。
ご他聞に漏れず、ネットをみていたら懐かしい、刃物のサイト。つい衝動買いしてしまった。刃物の本場三木の 肥後守ナイフ、皮製のケースを含めてそれなりの価格であったが、その後、砥石で研ぎを加え、切れ味はよし。しかし活用することをみまわしても、まわりにない。せいぜい、時々、鉛筆削りかな(笑)。
肥後守

上空を飛ぶ飛行機

 これまで、何度か書いてきたことだが、この地域では上空を頻繁に、国内外のジェット機が飛んでいる。静かに気をつけているとかすかに爆音が遠い上空に聞こえる。気候によって湿度が高いと所謂白い「飛行機雲」が長い軌跡を描いて、青空の中、飛行機の移動経路が分かる。
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 かつて、晴天の午前中、出張で羽田から釧路へ向かう飛行機上で、途中気がついたら、自宅の直上を飛行していることにとてもびっくりした。その頃、まだ、グーグルアースも提供されていない。自宅を直接自分の目で確かめる貴重な機会である。慌てて、両サイドの窓を覗きこんでみたが、自宅近くを通るJR・新幹線が飛行機の真下にあり、確認できない。そのうち飛行機は更に北上し、自宅上空を通過してしまった。残念でならなかった。
 確かに、大田原市に航路標識があったため、羽田と北海道・東北をつなぐ定期便が頻繁に飛んでいる。数年前、航空無線の受信機があると、上空の飛行機の便名、経路がわかるというので、専用の特殊アンテナと共に購入し、解析ソフトを導入しパソコンのディスプレイにつないであたかも航空管制官になったつもりで悦にいっていた。

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さて、先日 スマホを買い換えることになり、ついでに、アプリを物色していたら、「フライトレーダー」というものがある。無料版でも。リアルタイムで地図上に飛んでいる航空機の位置情報が表示される。400円の有料版だと、操縦席からの航空写真画像がこれもリアルタイムの動画で見ることができるという。早速、ダウンロードしたのが下の画像。
Screenshot_20160924-142734上空の飛行状況
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隣町、大田原上空を飛行する航空機の操縦席から航空写真のシュミレーション

あまりにも、手軽に飛行機の位置情報と、上空から見える画像が確認できるのであっけない。最近は、航空無線で機上の操縦士と地上管制官とのやり取りを聞きながら、臨場感を楽しんでいる。

花ショウブ数株@烏ヶ森公園

テレビのニュースで東京堀切菖蒲園の花ショウブが見頃だという。さて烏ヶ森公園はどうだろうかと出かけてみた。
 例年、6月になっても紫、黄色のアヤメ、菖蒲の群生が楽しめたはずだが、今年は咲き終わり、白と薄紫の菖蒲が数株づつ残っているだけである。鮮やかな画像が撮れたのでアップします。
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私の声が聞こえますか

街中には両耳にイヤフォンの若者が溢れている。音源をCDよりもネットから直接ダウンロードするようになって久しい。小型の音楽機器、スマホの普及で音楽が気軽に持ち運べるようになった。

それに比べシニアの我が身は、日がな机のパソコンに向かい、昔々の「ミニコンポ」からBGMとしてFM放送を流している。いわば受身として惰性で音楽を聞いている。番組の構成上、クラシックが多い。

そんな時、先日、近くのホールで開かれる「昭和ノスタルジアコンサート」の案内が目についた。サブタイトルに曰く「ニッポンが輝いていたあの頃、誰もが口ずさんだあの歌。昭和ヒットパレード。」
演奏曲目は懐かしいものばかり。ほぼ全ての曲に覚えがある。いわば「昭和懐メロ」のオンパレードである。曲目をたどっていくと、それぞれの曲に思い出が重なる。若いあの頃の心のときめきの記憶が蘇る。「私にも感動し、ハイテンションになった時があったのだと...。」

音楽は若者を夢中にさせる。今も、昔も、若さには「感受性」が付き物で、音楽はその対象の最たるものであろう。そう言えば、オジサンも若い頃、初期のウォークマンを手にして、ダビングしたカセットテープを聞いていたものだ。

時代は遡って、我が学生時代、下宿で夜、音楽ラジオ番組「ヤマハ・コッキーポップ」を何よりの楽しみに聞いていた。このコッキーポップにはご存知のように、新人アーティストが新鮮な自作の楽曲を携えて登場した。もとまろの「サルビアの花」が有名だが、個人的には中島みゆきに注目していた。彼女は同じ札幌市内の隣の女子大に在学中、デビューしたことに加え、私より一つ年下とその当時、若い年齢にもかかわらず、「アザミ嬢のララバイ」、「時代」などの達観した歌詞と落ち着いたメロディを発表していた。
ラジオから流れる彼女の歌に夢中になり、その後LPレコードが出るのを心待ちにし、予約して買ったのが、中島みゆきの初めてのアルバム「私の声が聞こえますか」であった。

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 さて、子どもの頃は、豊かな感受性に加えて、記憶力も良いようだ。我が身についていえば、その頃のラジオ、テレビ番組のテーマソングだけでなく、場末の映画館で見た映画の石原裕次郎、小林旭が歌う主題歌、「からたち日記」の島倉千代子(笑)まで、いまでもその曲が流れると歌詞がほぼ口をついて出てくる。

学生時代もしかり、洋楽、日本のフォークソング、映画音楽と感激した多くの曲が記憶に残る。

社会人になって、忙しくなると、テレビ、ラジオの音楽番組を集中して視聴する機会が少なくなった。更に年齢と共に、耳にはさんだ曲がいいなと思うこともあまりなくなり、一二度、聞いだけでは頭にも残らない。

夢中になれる「若さ」。それに比べ、音楽だけでなく「ワクワク・ドキドキ」ときめく対象が少なくなってしまった今の年令が少し寂しい。

 
 

鴨汁そばもどき

近くの農村レストランでは、合鴨のつけ汁そばが好評である。併設する産直所の会員が、低農薬の稲作栽培の一環として「合鴨」を飼育している。秋に役目を終えた鴨を有効活用することで、濃厚な肉汁の、鴨汁をメニューとしている。
同じ味を再現したいと思い、近くの大型スーパーを物色したら、季節によっては国内産の「合鴨肉」、またタイ国原産の冷凍輸入肉がある。いくつか、試してみた。結局、鶏肉特有の「出汁」が決め手だと思いついて、何時でも手頃に手に入る鶏肉で、試作してみた。
 小生流に、ほぼこれでも良いかなと思うので、ここでご紹介したい。
1.鶏肉は もも肉を、食べやすい大きさに切る。
2.ネギは白い部分を3~4cmの長さに切る。
3. 上の1をフライバンで、少量のサラダオイルでいためる。もも肉の皮部分の脂身を下にして、油を出す。この時、火加減を調節して、外側は少しこげる程度、中は弱火で。
鶏汁01
4.ネギは、鶏もも肉をフライパンから取り出し、フライパンに残る油で少し焦げ目が付く程度にゆっくり炒める。
鶏汁02
5.取り置いた、鶏肉をフライパンに戻す。市販の麺つゆを入れ、水と和風だし、中華だし、日本酒、みりんなどで味を調整する。
鶏汁03

鶏汁04我が小さな孫たちには、この汁が好評である。普通の盛りそば、ざるそばの冷たいつけ汁に比べると食べ易いようだ。尚、ソバは近くの道の駅、産直所にある生そばを茹でているが、干そばでもほとんど変わらない。

徹底したパクリ商品にビックリ(笑)

しばらく前の、テレビの「ガイアの夜明け」で取り上げられた商品。SANYO(三洋電機)から中国のハイアールに移籍した日本人技術者が開発した ユニークな ハンディ洗濯機「COTON」 第28回「小学館DIMEトレンド大賞」【家電・IT部門】』を受賞。
番組を見ていて、面白そうな商品だなと頭の隅には残っていた。
 さて、先日、生半可な料理を、エプロン無しでやっていて、不覚にも油がはねてチノパンにシミが出来てしまった。
昨日、新聞に、近くのショッピングセンターで日数限定で開催される「問屋処分セール」の折込チラシ。何気なく眺めていると電動ドリルやら、リモコンヘリ、ジャージの格安品など雑多なリストの中に、「ポータブル洗濯機シミトル」がある。
テレビの記憶と洗濯物の染み抜きを念頭に、安価なので、中身を良く確かめないで、買ってきた。どうせ、似て非なる物、満足にも動かないことも覚悟して。しかし、梱包を開いて、上の COTON のサイトと比較してびっくり。
シミトリ

本体の筒状の部分の外装が簡素化されているのを除き、素人目に見ると、似て非なるどころか全く同じ製品である。個々のパーツの形状、構成が同じ。複雑な電池ホルダーが全く同じ形であることから、恐らく同じ金型で製造されたものと類推される。最近衝動買いするネット通販の面白商品。安いから注文して、届いても、取扱説明書が、中国語と英語のみ、しかも舌足らず。また初期不良が多くて満足に動かない。購入店に照会不可能なのを覚悟で購入しているので、駄目でも諦めていることが多い。
  しかし、今回のシミトリ商品は、岐阜県のメーカーがMade in China  と明記して、取説が日本語でしっかりと詳細に書かれている。
これで、 ハイアール子会社の アクア のネット通販サイトで1万円以上の製品、地方のバッタ屋の製品が1300円。恐らく中国ではパテントなどが考慮されていないから、このようなことになると推測しるが。。。
 製品の効果は、シミが付いてから時間が経ったこともあり、シミ抜きは完璧にいかなかったが、製品動作には満足。
ブログで初めて、商品の感想を書いたが、類似では無く、実質的に同じ製品が出回る。中国のパテント権利はこのように甘いのかとビックリした次第。
 
 

花見の今昔

天気の良い休日に桜の満開が重なり、これは相当な人出で駐車場スペース確保は難しいだろうと、自宅から万歩計をポケットに入れて桜通りを通り烏ヶ森公園に徒歩で向かう。15分ほどで、公園入口へ。

烏ヶ森逆桜

池に映る逆桜



桜を始め、百花繚乱そのものであるが、駐車場は少し待てば、車を停めることができる程度。観光バスなども来ており、人出はそこそこだが、昼 近くなるのに、シートを敷いてのグループの花見の宴がほとんど見られない。かえって、滑り台などの遊具の周辺が、ヤングファミリー、おじいちゃん・おばあちゃんを含めたグループで一杯である。
烏ヶ森遊具
簡単に評すれば、大人しい静かな花見の宴である。数年前まではバーベーキューの煙があちこちに上がっていた。それに応じて、酒に興じる花見客も多かったように思う。酔っ払いとヒンシュクをかうこともあるが、風物詩でもあったように思う。

思い起こせば、今から、50年以上以前に遡る。あの頃、家族・従業員と大勢で、同じ桜通りを、ゴザ、弁当、ツマミ、酒などの飲料を分担して手に持ち、公園に向かった。公園に着くと、通路には、テキヤの屋台だけでなく、街中の飲食店の臨時出張所のテントもあちこちにあり、子ども心にもワクワクする賑やかな雰囲気があった。
現在は都市公園の火気の利用が禁止されていて、バーベキューができないことに加え、酒酔い運転排除の徹底、そもそも、職場単位で懇親の宴を開催するという風潮は下火になってしまったのかもしれない。

その後、石の階段を登り、烏ヶ森神社に拝礼。賽銭箱荒らし対策で設置したという「賽銭誘導口」を確認。
烏ヶ森神社賽銭口
そのまま、山腹に縦横に整備された遊歩道を歩く。途中、練習中の地元中学陸上部の隊列とすれ違う。

ファミリー、シニアカップル中心の「健康的な」花見。かつて現在の池の所に、グラウンドがあり、自転車競走に花見客が興奮する。屋台で、ところてんを買い、細いガラス瓶の先に杉の葉が詰められた酢醤油を、1本の割りばしで美味しく食べたこと。
  細い篠竹で作られた「ヤマブキ鉄砲」。-これだけではイメージできないと思うが、ヤマブキの幹の中にある、柔らかいスポンジ状を詰めて、紙鉄砲のように撃つーそんなシンプルな簡単なおもちゃをテキヤから買って、しばらく楽しんだこと。懐かしさがつのる。

ビッグコミックとビッグコミックオリジナル

ビッグコミックは50年近く前、我が高校2年生の時に創刊された。最初は、月刊誌でボリュームは現在より薄かったが、ムセン綴じであり、背表紙があった。 現在も連載が続く さいとう・たかお の「ゴルゴ13」をはじめ、手塚治虫石ノ森章太郎白土三平水木しげるなどの当時の人気作家が競って掲載した。その当時の少年対象のコミック誌(漫画雑誌と云われていた)から少し大人の世界を覗きたくて、定期購読をした。その後、6年ほど後に、派生誌「ビッグコミックオリジナル」が創刊された。この頃両誌とも月2回の発行となった。

学生時代には、乏しい仕送りで購読は出来ず、昼、夕食に立ち寄る近くの大衆食堂で注文が来るまで、棚から古い雑誌を出して読んでいた。

スピリッツ、スピリオールなどの兄弟誌も創刊されたようだが、これらは今も手にとることがない。

本格的な購読再開は、バブル直後、残業の連続で帰宅が遅かった頃。帰りの電車に乗る直前に、KIOSKでこの2誌を月4回買って、読んで楽しみながら帰宅した。余談になるがこの頃、「モーニング」も追加で読んでいた。島耕作がまだ「課長」の時代である。

現在、定年退職し、一日の大部分、自宅でボランティアの仕事をパソコンの前でやっている。外に出るといえば、近くにあるスポーツクラブへ風呂に通うくらいである。 それ故、この2つの雑誌を近くのコンビニから、買ってきて読むのを何よりの楽しみとしている。

連載が終了しても、その後、映画化されるなど評判の名作も多いが、現時点で云えば、定番となっている「ゴルゴ13」、「釣りバカ日誌」、「山口六平太」、「浮浪雲」、などに加えて、近年は、日中間の南の海域での衝突を問題提起している「空母いぶき」、フランスのような公共施設でのテロ問題が日本でも起きたことを描き、先般映画化された「S]。他に、初めは違和感を感じていた「サラリーマン拝!」、「新黒沢」、「あかぼし俳句帖」などは読み込んでみると奥行きが深い。落語のテーマにした「どうらく息子」、鉄道オタクの「テツぼん」よく書き込まれている。ジャズにかける「BLUE GIANT」は秀逸である。 最近、文芸誌の小説の活字を眼で追うのが苦痛になった。 コミックであるなら、才能のある、(原作者)、作画家の作品が一覧できる。月に4冊、合計で1000円台でこれだけ内容を、楽しめる。エンタメ、時事、哲学的話題。ネットでニュースを閲覧しながら、並行してコミック誌を読んでいるが、識者の解説と方向が変わらない。しかも、昨今の社会問題に容易に理解につながる。有難いことである。

「読み応えがある!」この一言に尽きる。



ビックオリジナル    

NHKドラマ「一路」に見る旗本の参勤交代

hirakue 多読はしていないが好きな作家「浅田次郎」原作の「一路」、間もなく最終回である。
「浅学」どころか何も知らない身としては、江戸時代当時,旗本に参勤交代があったのかとびっくりしてしまった。時代考証を厳密にする浅田氏の作品だから、荒唐無稽なフィクションではないよなと当初から思っていた。もう何十年も前の子供の頃、旗本といえば、「旗本退屈男」。市川右太衛門(北大路欣也の父)が演ずる、顔の額の「三日月向こう傷」、派手な衣装で暴れまわる。直参旗本といえば江戸住まいだとばかり思っていた。
 しかし、我が家の近く、那須町の旧村にある「芦野(蘆野)」は城下町である。那須氏の家系で、禄高3000石の旗本であった芦野氏。交代寄合の旗本として、譜代大名並の格式を受け、3年毎の参勤交代の義務があったという。
 地元には城あとの陣屋跡、老職の屋敷の建物が残されている。ここはドラマの舞台、美濃(岐阜県)ではないが、浅野史郎演ずるお家乗っ取りを企む殿様親族の屋敷の門と同じような建物が残されている。また旗本とはいえ、江戸城内に大名と同じ控えの間があれば、ドラマでの幼い大名とのエピソード、なるほどと思う。歴史ファンとして、十分楽しめる。